19アンタレス ちょっとギアノイズ?軽く分解してグリスアップ!
リールはシマノ派です
子供の頃、スコーピオンへ憧れてからずーっと
なのにお年玉でカルカッタを買ったという謎。
どーでもいいですね。
特に調子は悪くない
4月に我が家に来てから約3ヶ月
19アンタレス 一号機
クランキン用のメインリールとしてグリグリとクランクベイトを巻いてました。
ベアリングへの注油等、日頃のメンテナンスをして
ほぼ変わらない使用感を保っていますが
マイクロモジュールギアの泣き所
ギアのグリスぎれが起き始めているように感じたのでかる〜く、ほんと軽くですよ!
グリスアップを目的とした分解をしましたので
ご紹介します。
※あくまで素人の作業ですので、ご自身で分解メンテナンスされる方は自己責任で。
ハンドル周り
リテーナーが小さなネジで止まっていて
外すとハンドル固定ナットが出てきます
窪みにナットがあり普通のスパナや、メガネレンチでは外せません。
専用レンチも持ってないので
車弄りに使ってるラチェットレンチで外しました
10ミリで
そこまで強くトルクかけるわけでもないしOKでしょ
ハンドル本体を外したらドラグ部
諸々のワッシャーを外して並べておきます
ボディ本体のネジを3つ外す
スプールを外してから
ボディのネジを外します
三ヶ所ともネジの長さが違うので
こんな感じに外した位置通りに置いておくと間違えないかと
これで本体が2つになりますので
ハンドル側を上にして
そっと開きます。
スプリングが無くならないように注意!
思ってたより汚かった(・・;)グリス?泥みたいだ
メインギアを外して
ドラグ座金を外すと、音出しピンが出てきます
かなり極小なのでこちらも紛失注意
⬇︎
飛ばしたら見つけるのが大変(・・;)
裏に付いているドラグ座金も外しておきます
ピニオンギアとクラッチヨークを外す
上に持ち上げれば抜けます
書いてて思いましたが、ドライブギアを外す前にピニオンギアを抜いといた方が良い気がしますね汗
どっちでも特に問題はないかと
ドライブシャフト軸を外す
ウォームシャフトギアが汚れてるので洗浄します
二ヶ所のネジを外して
汚い…
ここのネジも外してバラします
今回、ウォームシャフト側はウェスで拭くだけにしました。
※ こんなに小さなパーツがギアを外した軸の中にバネと一緒に入ってるので 要注意!
手で覆いながら外すか、ビニール袋の中で作業した方が良いと思います。
(油断し1つ飛ばしましたが奇跡的に発見)あぶねぇ滝汗
ギアを洗浄する
パーツクリーナーに漬けて歯ブラシで
優しくゴシゴシ
3ヶ月でこんなに?汚い
ピカピカ
ドライブギアの 歯面以外 にはドラググリスを薄く塗って
ドライブギアとピニオンギアの歯面は
自転車用プレミアムグリス
このグリス、個人的には真鍮のギアとの相性が良い気がします
グリス自体ねっとりとしていて、ハンドルを回すとヌルヌル系の巻感
私は好き
ウォームシャフトギアにはシマノ純正グリスを
それぞれ薄く塗る
歯ブラシか、硬いナイロンの筆で薄く満遍なく
混ざらないようにそれぞれ別の筆か歯ブラシで塗ります。
逆の手順で組み直し
アンタレス カッコいい
作業終了です
ハンドルを回したり、クラッチを切ったり
動作チェックして問題なし。
滑らか復活!!
最後に
今回はウォームシャフトやクラッチ周辺、内部のベアリングは触らずに済ませた感じです。
どこも調子悪いとろは無く
ギアのグリス切れだけが心配
なるべく時間をかけずにギアのグリスアップのみを目的に分解しました。
慣れないうちはあまり細かなところまで分解するのはお勧めしません
よほど汚れてたり、不具合が無ければこの程度で済ませるほうが
戻せなくなることや、組み違えて余計に悪くなるようなリスクも少ないので。
ここまでやったら全分解しようかとも思ったんですが、年末にとっておこう。
(ただの面倒くさがり)
それに余計なことするとクリアランスが崩れそうなんで(言い訳)
これだけでも、やるとやらないのではハンドルを回した時のスムースさが違います!
経験上、あまりノイズが出だしてから(あるいはギアが痛んでから)では
私の腕ではオーバーホールしてもスムースさを取り戻すのは難しい。
完全自己責任ですが、グリスアップしたらスムースさが戻ったよ!
というお話でした。
*自分での分解や改造等はメーカーのサポートが受けられなくなる可能性がありますのでご注意下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました😊